肩についてのあれこれ
こんにちは!ほーゆーです。
皆さん元気に筋トレしてますか??(笑)
実は、僕は筋トレ筋トレ言っている割には現在約1ヶ月上半身の筋トレをしていません。(泣)
原因は肩の怪我にあるからです…
実は今年の2月から調子が良くなくて、今回増量期になっても肩が痛く、扱う重量が落ちてきているので少し休むのが遅かったのですが、思い切って長めに体を休めることにしました。
なので、絶賛体がしぼんできております…
あ、脚は現在継続中で、少しの成長を感じております。(笑)
さて、今回肩の怪我とは言いましたが何が原因なのか。
アウトプットの場としてどんどん活用していきますよ~
特に現在僕みたいに肩を痛めている方、肩を回すスポーツをする方や、四十肩、五十肩などに悩む人には是非読んでほしい内容になってるかと思います。
今回も長いので、皆さんついてきてくださいね。笑
肩周りの筋肉が原因で起こる怪我
・インピンジメント症候群
非常に多く発症する肩の問題です。
今回、自分の怪我の原因はこれであると考えられます(泣)
いわゆる「肩が引っかかる」という症状です。
これ、多くの方がインピンジメントになるとよく言っていると思うんですよね。
インピンジメントというのは肩の肩峰下スペースという部分が狭くなってしまって問題を起こします。
肩峰下スペースが狭くなるのには2つ種類があります。
- 骨自体に骨棘という骨の棘ができてしまっている状態。これは生まれつきのこともあります。
- 過度な肩へのストレスや肩の筋肉のアンバランスなどで起こってきちゃいます。
腱板損傷
これもまたまた多い怪我で投球動作などで肩を酷使すると肩周りの筋肉の腱である腱板にダメージが積み重なります。
その積み重ねによって、また急に手をついたりという外傷によって腱板が損傷してしまいます。
しかし、腱板は損傷されていても腕は上がります。腱板の一部分が断裂したとしても、肩周りの筋肉が腱板の代わりに働き補填して肩を上げます。
ただスムーズな動きは妨げられ、違和感を感じながら挙げられます。
それによってその妨げられた動きによる肩へのストレスが肩峰下滑液包という肩の奥の方で炎症を起こし痛みを感じます。
肩周りの筋肉ってどんな筋肉??
さっき僕は肩周りの筋肉が肩周りの筋肉がと散々遠回しな言い方をしてきたのですが、
ローテーターカフという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
最近は、すっかり一般的になったいわゆるインナーマッスルの代名詞。
野球やバスケなどのオーバーヘッドアクティビティを行うような方、トレーニーや僕みたいな解剖学の勉強に励んでいる熱心な学生(笑)の中ではよく知られる肩の奥の筋肉の総称ですね!
ちなみに日本語ではローテーターカフ=回旋筋腱板と言われることもありますが、実は「腱板」は日本独自の表記見たいです!
世界的では「Rotator cuff tendon」(天丼!?)とローテーターカフの骨などに付着する部分の腱について言っています。
そのローテーターカフの筋肉は棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の主に4つの筋肉のことを指します。
なんか最近ではまたこの業界のお偉いさんが「上腕二頭筋の長頭も肩の安定に携わってるからローテーターカフに入れちゃってもいんじゃね?」
とか言っちゃうもんだからそれもローテーターカフに含んじゃう時もあるみたいですよ。(様々な見解もあり)
そんなこんなでローテーターカフの筋肉群をこれから紹介しようと思います!
棘上筋
棘上筋の起始は肩甲骨の棘上窩。
停止は上腕骨の大結節です
動作は肩関節の外転・安定・外旋
棘下筋
棘下筋の起始は肩甲骨の棘下窩
停止は上腕骨大結節の中部
肩関節の外旋・安定・水平外転
小円筋
小円筋の起始は肩甲骨後面の外側縁
停止は上腕骨結節下部
肩関節の外旋・安定
肩甲下筋
肩甲下筋の起始は肩甲骨の全面、肩甲下窩
停止は上腕骨の小結節・小結節稜上部
長頭の起始は肩甲骨の上結節、停止は橈骨粗面
短頭は肩甲骨の烏口突起先端 、停止は上腕二頭筋腱膜をを介して前腕筋膜に停止
上腕二頭筋の長頭ってなんやねん?って人いると思います。
最初は僕もわけがわからなかったです。
ですが、安心してください。
画像を見ればとってもわかりやすいですよ。
ね?いったでしょ??
こんな冗談は置いといて(分かる人は笑ってやってください)
ローテーターカフの動きについて
では実際に動きを伴った際にローテーターカフはどのように活動しているでしょう?
肩を動かすのに肩だけを独立して動かすことは不可能で、基本的に肩甲骨の動きと一緒に活動をします。
このようにダイナミックに動く肩甲骨に合わせて、肩の関節もよく動きます。
この肩のダイナミックな動きに対応するべく、ローテーターカフは動きを安定させるためにあります。
例を挙げると、横から手を挙げる肩の外転という動きを見てみます。下の画像のようにローテーターカフが筋肉に沿って矢印の方向に肩関節と協調して働くと、肩甲骨の筋肉も協調して肩が動きます。
また前後に腕を動かす際にも、ローテーターカフが肩の関節が前後にグラつかないように支えています。
ローテーターカフがそれぞれ協調して活躍しないと肩の関節がグラついてしまうわけです。
では、関節がグラついたら何がいけないのでしょうか?
先ほどお伝えしたように肩を動かすのには肩甲骨の筋肉が重要です。
その他の肩を動かす肩甲骨の筋肉も肩甲骨や上腕骨、また肋骨に付いています。
ローテーターカフはそれらの奥の方にあります。
ローテーターカフが乱れると、大胸筋や肩甲骨につく筋肉もうまく働かなくなってしまいます。
ベンチプレスをしても全くうごいている感覚がなくなるんですよね(泣)
ローテーターカフの筋肉は筋肉の走る方向が異なっていて、それぞれが肩を関節に近づけています。
その引っ張り合いが乱れると、下図のようにイタタタとなりやす。
まとめると、ローテーターカフは肩の動きの際に、ぞれぞれの筋肉が協調して肩の関節に腕の骨を近づけて安定させる役割を果たしているのです!
自由度の高い肩の動きに対応すべくサポートをしています。
これが一番のローテーターカフの役割です。
ようするにローテーターカフめっちゃすげーーーってことです(笑)
さあ今回もなんだかんだ長々と書いてしまいましたが、レポート書いているよりたのしいです(笑)
次回かは未定ですが、肩のストレッチや、ケアトレーニングをゆるーくのせるのでゆるーく読んでくれるとありがたいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました!!!